心理的動線までデザインされているプロダクト

心理的動線までデザインされているプロダクト

みなさんこんにちは。Tri-Aid | トライエイド日本総代理店のソウダです。

Tri-Aidを日本に輸入することになり早1ヶ月が経ちました。ここまで、戦略らしい戦略はないものの、どこで聞きつけてきてくださったのか、すでに100個ものトライエイドが全国に飛び立っていきました。

東京、埼玉、神奈川、群馬、長野、福島、愛知、京都、静岡、福岡、鹿児島、大分。その行き先のひとつは、海を超えてオランダにも。戦略がないとはいえ、大事にしている指針があるとすれば、ご縁を頼りにしているお陰様作戦かもしれません。

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道具が「使われない」現実

私はこれまで、トレーニングジム運営という立場もあって、多くの人がいろいろなトレーニング器具やマッサージ器具を購入しては”使われなくなる”ことを幾度となく見てきました。それは自分自身ももれなく含まれていますが、この”購入と一時の消費、そして処分のサイクル”になんとも言えない想いを募らせていました。

ある人はスタジオ設備の道具をみて、これはいい。家でも使えるぞ、と張り切って購入をされて、その後いかがですかと尋ねてはあれはどこにいったかな、と。届いてからは少し使ってたんだけど..という展開に何度も出くわしてきました。ですが、ひとつの救いとしては、賞味期限や使用期限があるものではないから、またどこかのタイミングで道具との関係性が芽生えることは期待できる部分もあります。

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使われ続ける条件

一方で、ある人は、道具を「毎日使っています。」「もう習慣になっています。」「ないことが考えられないくらいです。」とおっしゃる方もいる。そして、その人たちになぜ習慣になっているのですかと尋ねると、多くの人に共通するいくつかのポイントがありました。

それは、

1. いつもそばにあるから手に取る

2. 気持ちがいいからついついしちゃう

3. 気軽にできるからする

4. 効果を実感できるからする


この4つが毎回といっていいほど上がってくるのです。

どんなに効果が良くても、それを行うまでの準備に時間を費やすとなると、今ではなく時間のある時にしようかなとなり、価値があるとわかっていても、それが体感として心地よさが得られないと苦行になってしまうから続かない。さらに、ただ気持ちいだけに終わってしまっては、そこに割く時間がもったいないと感じて行為にはつながらない。

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本当に価値あるいいプロダクトとは、”人が物を使うまでの心理的動線”がきちんと配備されているのではないでしょうか。物は使われてこそ意味を為す。観賞用ではなく、美術品でもないマッサージツールは見ても筋肉がほぐれることはありません。だからこそ、使って使って使い込んでいく中で、物そのものの価値に近づいていくことができます。

物に備わる質感、軽さ、形状、心地よさのどれもが「使いたくなる」心理の流れを自然に描けているかが大事なポイントなのではないでしょうか。

 

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追記:イベント出展のお知らせ📢

2025年11月8日(土)、東京・神田スクエアで開催される 「eumoな日 2025」 に、BODY PATHWAYも出展します。
「共感資本社会の実現」を掲げる非営利株式会社eumoの想いに共鳴し、全国から約50店舗が集う特別な一日。
人と人、人とモノの“つながり”が循環するこの場で、Tri-AidとBODY PATHWAYの世界をお届けします。

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執筆:早田 航(Tri-Aid 日本正規代理店)
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