― 手にした瞬間から始まる“身体との対話” ―
Tri-Aidを手に取ってくださったみなさまへ。
こんにちは。Tri-Aid日本総代理店 BODY PATHWAY の早田です。
今日は、Tri-Aidのセット内容と「安全がもたらす健康」についてお話ししたいと思います。
■ セット内容
箱を開けると、次のものが入っています。
■ A面・B面・C面 ― “静的”と“動的”のデザイン
使い方ガイドについて少し補足します。
Tri-Aidの使い方は3つの面で構成されており、それぞれが異なる角度と圧を生み出します。
その日の状態や身体の流れに合わせて、心地よい面を選んでください。
付属のQRコードからは、A面・B面・C面の使い方を動画で確認できます。
イラストでは伝わりにくい「圧の方向」「角度」「呼吸のタイミング」まで、実際の動きを通して理解できるようになっています。
一方で、さっと全体を確認したい時や、「どんなふうに使っていたっけ?」と思い出す際は紙のガイドが便利です。
その両方を活かして、ご自身のペースでTri-Aidを使いこなしてください。
■ 首に使う時の安全ガイド
Tri-Aidは、身体の中でも繊細な「頸部(けいぶ)」に触れるツールです。
そのため、専用の安全ガイドを同封しています。
使用前には体調や水分状態を整え、落ち着ける環境で呼吸を整えてから始めましょう。
“安全に使う”という行為は、単にケガを防ぐためではなく、身体が安心して開ける状態をつくることでもあります。
■ “安全”がもたらす健康の本質
神経科学者ステファン・ポージェスが提唱したポリヴェーガル理論によると、
人の神経系は「安全」「危険」「生命の危機」という三つのモードを自動的に切り替えています。
そして、“安全だ”と感じている時だけ、身体は自然に回復・成長・健康の方向に動き出します。
もし「これでいいのかな?」「痛みが出ないかな?」という不安を抱えたまま使うと、
身体は“安全モード”へ切り替わりません。
Tri-Aidを使う時間は、その安全モードに戻るためのスイッチです。
使用前に説明書と動画で使い方を確認し、安心した状態で触れてみてください。
首や背中に触れた瞬間、呼吸がゆるみ、目の奥が静まり、神経の緊張がほどけていくでしょう。
そのとき、身体の中では免疫・消化・ホルモンバランス・筋再生といった自己修復のネットワークが静かに動き出しています。
まさにポージェス博士の言う通り、「安全が健康を導く」のです。
■ リマインドシール ― 習慣化という関係づくり
新しく同封されたリマインドシールは、Tri-Aidを“思い出す”ための小さなサインです。
マッサージツールは、使い込むほどに身体と一体化していきます。
最初のうちは「使うタイミングがわからない」こともあるでしょう。
そんな時は、このリマインドシールを水筒・ノート・鏡・PCなど、
日常でよく目にする場所に貼ってください。
そのシールを見て「そうだ、Tri-Aidを使おう」と思えたなら、
それはもうあなたのリズムの一部。
ツールとの関係が、習慣というかたちで身体に根づいた瞬間です。
■ Tri-Aidがサポートするもの
Tri-Aidが支えているのは、筋肉の柔軟性や可動性だけではありません。
それは、「安心を感じながら生きる身体」を取り戻すプロセスそのものです。
自分の身体を信頼できるって、素敵なことではないでしょうか。
安心して触れられる時、身体は自然に呼吸を深め、
内側から回復し、外の世界との関係までも穏やかに変えていきます。
Tri-Aidは、あなたの日常に“安全な場”をそっとつくる道具。
その小さな時間が、あなたの健康全体を静かに、けれど確実に支えています。